AIボイスレコーダーで知られるPLAUDから、新しいウェアラブルAIデバイス「Plaud One(プラウド ワン)」が発表されました。
従来の「Plaud Note Pro」とは異なり、Plaud Oneはイヤホンと充電ケースを組み合わせた製品です。
気になるのは、次のような違いではないでしょうか。
- Plaud OneとNote Proでは何が違う?
- 会議や商談の録音にはどちらが向いている?
- Plaud Oneはスマホなしでも使える?
- イヤホンを装着するだけで周囲の会話を録音できる?
- AI機能や月額料金にも違いがある?
- Note Proを持っている人は買い替えるべき?
結論からいうと、会議や商談の記録を重視するならNote Pro、イヤホンとしての利用やAIとの対話まで求めるならPlaud Oneが有力です。
ただし、Plaud Oneは2026年10月24日時点では発売前です。実際の録音品質や使い勝手には、まだ確認できない部分があります。
この記事では、PLAUD公式の発表情報を基に、両製品の違いを比較し、どのような人に向いているのかを解説します。
- Plaud OneとNote Proの違いを一覧表で比較
- 違い① Plaud Oneはイヤホン型、Note Proはカード型
- 違い② Plaud OneはeSIM内蔵でスマホなしでもAIにつながる
- 違い③ Plaud OneはAIに話しかけて仕事を進められる
- 違い④ 長時間の会議録音ならNote Proが有利
- 違い⑤ Plaud Oneは普段使いのイヤホンとしても利用できる
- 仕事・利用シーン別ならどちらがおすすめ?
- Plaud Oneがおすすめな人・おすすめしない人
- Note ProからPlaud Oneに買い替える必要はある?
- Plaud OneやNote Proは月額料金が必要?
- Plaud Oneの発売日はいつ?予約はできる?
- Plaud OneとNote Proのメリット・デメリット
- よくある質問
- まとめ|Plaud OneとNote Proはどちらがおすすめ?
Plaud OneとNote Proの違いを一覧表で比較
最初に、主な違いを確認しましょう。
| 比較項目 | Plaud One | Plaud Note Pro |
|---|---|---|
| 製品タイプ | イヤホン+充電ケース | カード型レコーダー |
| 主な用途 | 通話・オンライン会議・対面会議・AIとの対話 | 対面会議・商談・通話録音 |
| 対面録音 | 充電ケースで録音 | 本体で録音 |
| 通話・オンライン会議 | イヤホンで録音 | スマートデュアルモード録音 |
| 最大収音距離 | ケース最大5m/イヤホン最大2m | 音声強化モードで最大5m |
| 通信方法 | ケース内蔵eSIM・4G LTE | Bluetooth・Wi-Fiによるスマホとの連携 |
| スマホなしのクラウド接続 | 対応 | 非対応 |
| AIエージェントとの音声対話 | 対応予定・一部機能は提供条件あり | Oneと同じデバイス単体の音声対話方式には非対応 |
| イヤホン・音楽再生 | 対応 | 非対応 |
| 最大連続録音時間 | イヤホン6時間/ケース25時間 | 音声強化30時間/長時間駆動50時間 |
| 発売状況 | 2026年内に数量限定発売予定 | 発売中 |
※メーカー公表値に基づく比較です。録音時間や収音距離は利用環境によって異なります。
両製品の大きな違いは、単なる録音性能ではありません。
Plaud Oneは「録音・聞く・AIに話しかける」を一台にまとめた製品、Note Proは「会話を確実に記録する」ことに重点を置いた製品です。
違い① Plaud Oneはイヤホン型、Note Proはカード型
最も分かりやすいのが本体の形状です。
Plaud Oneはイヤホンと充電ケースを使い分ける
Plaud Oneは、ワイヤレスイヤホンと専用の充電ケースで構成されています。
イヤホンにはマイクが搭載されており、通話やオンライン会議の録音に対応しています。
一方、対面の会議や複数人の会話では、4基のマイクを搭載した充電ケースを使って録音します。
つまり、利用シーンによって録音する機器が変わる仕組みです。
ここで注意したいのが、イヤホンを耳に装着していれば、周囲の会話をすべて録音できるわけではないという点です。
PLAUD公式サポートでは、対面の会話はケースを使って録音するよう案内されています。
イヤホンが向いているのは、通話やオンライン会議など、イヤホンで聞いている音声の記録です。
Note Proはスマートフォンに装着して持ち運べる
Plaud Note Proは、薄いカード型のAIボイスレコーダーです。
付属のMagSafe対応ケースなどを使ってスマートフォンの背面に装着するほか、単体で持ち運ぶこともできます。
対面録音と通話録音に対応し、利用状況に応じて録音モードを自動で切り替えるスマートデュアルモードを搭載しています。
イヤホンとして使う必要がなく、会議室のテーブルに置いて録音したい人に向いています。
普段から録音することが主な目的なら、カード型の方が扱いやすいと感じる人も多いでしょう。
違い② Plaud OneはeSIM内蔵でスマホなしでもAIにつながる
Plaud Oneの大きな特徴が、充電ケースにeSIMを搭載していることです。
4G LTE通信に対応しており、スマートフォンやWi-Fiがなくても、録音データのアップロードやAIエージェントへのアクセスができます。
さらに、利用者が別途通信会社とeSIM契約をする必要はありません。
例えば、出張先や外出先で会議を録音したあと、スマートフォンを取り出さずにAIによる情報整理につなげる使い方が想定できます。
一方、Plaud Note ProはBluetoothやWi-Fiを利用してスマートフォンとデータを連携する方式です。
Note Proもスマートフォンが手元になくても本体で録音できますが、クラウドで文字起こしやAI要約を利用する際にはデータの同期が必要です。
録音する場所にスマートフォンがあるかどうかではなく、録音後のデータ転送までスマートフォンなしで済ませたいかが選び方のポイントになります。
違い③ Plaud OneはAIに話しかけて仕事を進められる
Plaud Oneは、録音内容を文字起こし・要約するだけではなく、AIエージェントに音声で指示できることを特徴としています。
例えば、会議の終了後に「今日の会議内容をまとめて、チーム向けのフォローアップを作成して」といった依頼をする使い方が紹介されています。
今後は、資料作成や外部サービス連携など、さまざまな業務を支援する機能も展開予定です。
ただし、ここは購入前に注意したい部分です。
PLAUDは、一部のAI機能が今後のアップデートで提供されること、地域やソフトウェアのバージョンによって利用条件が異なることを案内しています。
また、AIエージェントの一部機能では追加のクレジットが必要になる場合があります。
したがって、発表されているAI機能が購入直後からすべて使えると考えない方がよいでしょう。
Note ProもAI要約には対応している
なお、Note ProがAI機能に対応していないわけではありません。
録音した会話の文字起こし、AI要約、重要なポイントの整理などに対応しています。
Plaud Intelligenceによる会話内容の分析や情報整理も利用できます。
そのため、「録音した会議の議事録を作りたい」という目的なら、Note Proでも十分に対応できます。
大きな違いは、デバイス単体でAIに音声で話しかけられることや、スマホなしで通信できることに価値を感じるかどうかです。
違い④ 長時間の会議録音ならNote Proが有利
長時間の会議や研修を録音する場合、バッテリーの持続時間は重要です。
Plaud Oneの連続録音時間は、イヤホンが最大6時間、充電ケースが最大25時間です。
対してNote Proは、音声強化モードで最大30時間、長時間駆動モードでは最大50時間の連続録音に対応しています。
録音時間の公表値では、Note Proの方が優れています。
例えば、数時間の会議や研修が連続する職場で使う場合、充電の回数を減らせるのは便利です。
ただし、Note Proの長時間駆動モードは、音声強化モードと収音条件が異なります。
長時間録音できるからといって、最大5mの収音範囲と最大50時間録音を同時に実現できるわけではありません。
収音距離と録音時間のどちらを重視するかで、モードを選ぶ必要があります。
違い⑤ Plaud Oneは普段使いのイヤホンとしても利用できる
Plaud Oneは、AIレコーダーだけでなくワイヤレスイヤホンとしても使えます。
公式発表では、次の機能に対応しています。
- アクティブノイズキャンセリング(ANC)
- 外音取り込みモード
- LDAC対応
- Bluetooth 5.4
- 音楽再生
- ハーフインナーイヤー型の装着方式
仕事中の通話だけでなく、通勤中に音楽を聞くといった利用も想定されています。
一方、Note Proは録音専用のカード型デバイスです。
音楽を聞くためのイヤホンとしては使えません。
普段からワイヤレスイヤホンを使っており、AI録音機能もまとめたい人にはPlaud Oneが魅力的です。
ただし、音質、ANCの効き具合、長時間装着した際の快適性などについては、発売後の実機レビューを確認した方がよいでしょう。
仕事・利用シーン別ならどちらがおすすめ?
会議室での録音が中心ならNote Pro
社内会議、商談、打ち合わせなど、対面での録音が多い場合はNote Proが有力です。
カード型で持ち運びやすく、最大5mの収音範囲に対応しています。
長時間の録音にも対応しているため、録音専用機として使いやすい構成です。
通話やオンライン会議が多いならPlaud Oneも候補
日常的にイヤホンで通話やオンライン会議に参加する人には、Plaud Oneが向いています。
イヤホンで聞く音声を記録でき、会議後にはAIによる情報整理も利用できます。
音声コミュニケーションが仕事の中心になっている人には、活用の幅が広そうです。
ただし、オンライン会議の録音方法は利用する機器やサービスによって条件が異なる可能性があるため、購入前に対応環境を確認しましょう。
スマホを取り出す手間を減らしたいならPlaud One
外出先で録音し、その内容をすぐにAIで処理したい人には、eSIM内蔵のPlaud Oneが向いています。
スマートフォンとの同期作業を減らせることが大きなメリットです。
ただし、AIによる処理結果の確認や外部サービスとの連携については、機能ごとの提供状況に注意が必要です。
長時間の研修や講義ならNote Pro
何時間も録音する機会が多い場合は、最大50時間の連続録音に対応するNote Proが有利です。
特に、イヤホンを装着し続けたくない場面ではカード型の使い方が合っています。
Plaud Oneがおすすめな人・おすすめしない人
おすすめな人
- 通話やオンライン会議が多い
- AIレコーダーとワイヤレスイヤホンを兼用したい
- スマートフォンなしで録音データをアップロードしたい
- AIエージェントとの音声対話に魅力を感じる
- 新しいウェアラブルAI技術を積極的に使いたい
おすすめしない人
- 録音専用のシンプルな機器が欲しい
- 長時間の会議録音を最優先したい
- AIエージェント機能を使う予定がない
- 発売後のレビューを確認してから購入したい
- できるだけ早く製品を使い始めたい
Plaud Oneは、新しい使い方を求める人ほど魅力を感じやすい製品です。
一方、会議を確実に記録するだけであれば、Note Proも十分に選択肢となります。
Note ProからPlaud Oneに買い替える必要はある?
すでにNote Proを使っている人は、急いで買い替える必要はありません。
録音、文字起こし、AI要約という基本的な用途はNote Proでも対応できるためです。
特に会議室での録音が中心で、現在の使い勝手に不満がない場合は、そのまま使い続ける合理性があります。
一方、イヤホンでの通話録音やスマホ不要のAI連携に魅力を感じる場合は、Plaud Oneへの買い替えを検討する価値があります。
注意したいのは、Plaud Oneが単純にNote Proの録音性能を強化した後継機ではないことです。
両製品は利用スタイルが異なります。
録音性能の買い替えではなく、働き方や使い方を変えるための買い替えと考えると判断しやすいでしょう。
なお、カード型の録音性能をさらに重視したい人には、2026年10月29日発売予定の「Plaud Note Pro Flow Edition」も選択肢となります。
→ Plaud Note Pro Flow Editionと旧Proの違いを詳しく比較
Plaud OneやNote Proは月額料金が必要?
PLAUD製品は、購入後に利用するAIサービスのプランも確認する必要があります。
2026年10月時点では、個人向けの主なプランは次のとおりです。
| プラン | 毎月の文字起こし時間 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Starter | 300分 | 会議が少ない人・お試し利用 |
| Pro | 1,200分 | 定期的に会議を録音する人 |
| Unlimited | 無制限(1日最大24時間) | 長時間・高頻度で利用する人 |
Starterは無料で利用できます。
ただし、無料の文字起こし枠には上限があるため、毎日のように会議を録音する場合は有料プランの検討が必要です。
また、Plaud OneのeSIMは別途通信会社との契約が不要ですが、これはAI機能のすべてが無料という意味ではありません。
一部のAIエージェント機能ではクレジットを消費する場合があります。
購入する際には、本体だけでなく、文字起こし時間やAI機能の利用条件も確認しておきましょう。
Plaud Oneの発売日はいつ?予約はできる?
Plaud Oneは、2026年内の数量限定発売が予定されています。
2026年10月24日時点では販売開始日は確定しておらず、PLAUD日本公式サイトでウェイトリスト登録を受け付けています。
登録すると、販売開始に関する案内を受け取ることができます。
なお、公式サイトでは登録後の購入に対してクレジット特典が案内されていますが、適用条件や内容が変更される可能性があるため、登録時に最新情報を確認してください。
Plaud Oneは現時点では一般購入できないため、今すぐAIレコーダーが必要な人は、販売中のNote Proなども検討するのが現実的です。
Plaud OneとNote Proのメリット・デメリット
Plaud Oneのメリット
- イヤホンとAIレコーダーを一台にまとめられる
- 通話・オンライン会議と対面会議で録音方法を使い分けられる
- eSIMによる通信に対応している
- AIエージェントに音声で指示できる
- 音楽再生やノイズキャンセリングにも対応する
Plaud Oneのデメリット・注意点
- 2026年10月時点では発売前
- 長時間録音ではNote Proの方が公表値は長い
- AIエージェントの一部機能は今後の提供予定
- AI機能の利用条件によって追加費用が発生する場合がある
- 実機の録音品質や装着感は購入者レビューがまだ十分にそろっていない
Note Proのメリット
- カード型で録音専用機として使いやすい
- 最大5mの収音範囲に対応
- 最大50時間の連続録音に対応
- 対面会議と通話録音を自動的に切り替えられる
- 現在購入できる
Note Proのデメリット・注意点
- イヤホンや音楽再生機能はない
- 録音データをクラウドで活用するにはスマートフォンとの同期が必要
- Plaud Oneのようなデバイス単体の4G通信には対応していない
- 文字起こし時間によって有料プランが必要になる
- 最新のカード型モデルを検討するならFlow Editionとの比較も必要
よくある質問
Q. Plaud Oneはイヤホンを着けるだけで周囲の会話を録音できますか?
いいえ。PLAUD公式サポートでは、対面の会話は充電ケースを使って録音するよう案内されています。
イヤホンは主に通話やオンライン会議などの音声録音に使用します。
Q. Plaud Oneはスマートフォンがなくても利用できますか?
はい。充電ケースにeSIMを搭載しており、4G LTE通信を利用して録音データのアップロードやAI機能へのアクセスができます。
ただし、AI機能の提供状況や利用条件は個別に確認が必要です。
Q. Plaud OneはAndroidでも使えますか?
Bluetooth 5.4などの接続仕様は公表されていますが、使用するAndroid端末との個別の互換性や各機能の提供条件は確認しておく必要があります。
スマートフォンとの連携を重視する人は、購入前にPLAUD公式サポートで対応状況を確認しましょう。
Q. Plaud OneはNote Proより録音性能が高いですか?
現時点では一概に判断できません。
両製品とも最大5mの対面収音に対応していますが、実際の録音品質を同じ環境で比較した検証結果は確認できていません。
単純にPlaud Oneの方が高性能と考えるのは避けましょう。
Q. Plaud Oneを購入するだけですべてのAI機能を使えますか?
いいえ。AIエージェントの一部機能は今後のアップデートで提供される予定で、追加クレジットが必要になる場合もあります。
Q. 録音するときに相手の同意は必要ですか?
PLAUDは録音前に相手へ録音することを知らせ、同意を得るよう案内しています。
仕事やオンライン会議では、利用するサービスや所属組織のルールも確認してください。
まとめ|Plaud OneとNote Proはどちらがおすすめ?
Plaud OneとNote Proは、同じPLAUDのAIレコーダーでも、目指している使い方が異なります。
Plaud Oneがおすすめなのは、イヤホンとしても使いながら、通話録音やAIとの音声対話まで活用したい人です。
一方、Plaud Note Proがおすすめなのは、会議や商談の録音を中心に使い、長時間録音やシンプルな操作を重視する人です。
どちらが優れているかではなく、普段の仕事でどのように録音するかを基準に選ぶのがよいでしょう。
Plaud Oneは発売前のため、今後の機能追加や実機レビューによって評価が変わる可能性があります。
現時点で購入を検討するなら、発売情報を確認しつつ、販売中のNote Proや最新のFlow Editionと比較することをおすすめします。
他社製品も含めて検討したい場合は、こちらの記事も参考にしてください。
→ AIボイスレコーダー3機種を比較|Notta・PLAUD・SwitchBotはどれがおすすめ?
※この記事は2026年10月24日時点のメーカー公表情報を基に作成しています。未発売製品の録音品質、操作感、装着感は実機検証していません。




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