Belkinから、USB-Cケーブルとディスプレイを一体化したモバイルバッテリー「UltraCharge」が2026年9月1日に発売されました。
Amazonで購入できるオンライン向けモデルには、10,000mAhの「BPB035」と20,000mAhの「BPB036」があります。
ここで迷うのが、「価格差が小さいなら20,000mAhを選んだ方がお得なのでは?」という点です。
先に結論をまとめると、普段使いならBPB035、旅行・出張や複数端末の充電を重視するならBPB036がおすすめです。
20,000mAhのBPB036は容量が2倍ですが、充電速度が2倍になるわけではありません。むしろ選ぶときに重要なのは、容量と約161gの重量差です。
BPB035とBPB036の違いを比較
Amazon向け2モデルの主な違いをまとめると、次のようになります。
| 項目 | BPB035 | BPB036 |
|---|---|---|
| 容量 | 10,000mAh | 20,000mAh |
| 最大出力 | 45W | 45W |
| サイズ | 111×57.8×24.7mm | 136×76×30.4mm |
| 重量 | 約231g | 約392g |
| メーカー発表価格 | 7,290円 | 8,290円 |
| 向いている用途 | 通勤・日帰り | 旅行・出張・複数端末 |
価格はメーカーが2026年9月1日の発売時に発表した税込価格です。Amazonでの実売価格は変動する可能性があります。
注目したいのは、容量は2倍なのにメーカー発表価格の差は1,000円しかないことです。
一見するとBPB036の方がお得に見えます。
しかし、重量はBPB035の約231gに対してBPB036は約392g。約161gの差があります。
毎日バッグへ入れて持ち歩くなら、この違いは無視しにくいでしょう。
普段使いならBPB035がおすすめ
通勤や通学、日帰りの外出でスマートフォンを充電することが中心なら、10,000mAhのBPB035が使いやすいでしょう。
メーカーの社内試験では、iPhone 17 Proを最大約1.4回、Galaxy S25+を約1.1回フル充電できるとしています。
実際の充電回数はスマートフォンの状態や使用環境などによって変わりますが、「1日分の予備電源」と考えるなら十分使いやすい容量です。
20,000mAhモデルより軽く小さいので、毎日持ち歩く用途にも向いています。
しかも最大出力はBPB036と同じ45Wです。
「容量はそれほど必要ないが、充電速度は妥協したくない」という人にはBPB035の方が合っています。
旅行や出張ならBPB036が有力
一方、旅行や出張、イベントなどで長時間コンセントを使えないなら、20,000mAhのBPB036が安心です。
メーカーの社内試験では、iPhone 17 Proを約3.7回、Galaxy S25+を約3.3回フル充電できるとしています。
スマートフォンだけでなく、タブレットやイヤホンなど複数の機器を持ち歩く人とも相性がよいでしょう。
対応するUSB-CノートPCの補助電源として使いたい場合も、容量の大きなBPB036の方が余裕があります。
ただし最大出力は45Wなので、高出力を必要とするノートPCでは十分な速度で充電できない場合があります。使用するPCのUSB PD入力仕様は事前に確認しておきましょう。
20,000mAhだから充電速度も速いわけではない
ここは購入前に知っておきたいポイントです。
BPB035とBPB036は容量こそ違いますが、USB-Cを単独で使用した場合の最大出力はいずれも45Wです。
つまり、
BPB036を選んでも最大充電速度そのものが上がるわけではありません。
違うのは、主に「どれだけ電力を蓄えておけるか」です。
Belkin UltraChargeは内蔵USB-Cケーブル、USB-Cポート、USB-Aポートを備え、最大3台を同時に充電できます。
ただし2ポート使用時は合計最大24W、3ポート同時使用時は合計最大22.5Wです。
「3台とも45Wで急速充電できる」という意味ではない点には注意してください。
ケーブルを別に持ち歩かなくていいのも魅力
UltraChargeでは編み込み式のUSB-Cケーブルが本体に組み込まれています。
さらに側面にはディスプレイを搭載しており、バッテリー残量や充電状況を確認できます。
「モバイルバッテリーを持ってきたのにUSB-Cケーブルを忘れた」という失敗を減らせるのは、ケーブル内蔵タイプならではのメリットです。
USB-Cケーブルに加えてUSB-CポートとUSB-Aポートも用意されているため、複数種類の機器を持ち歩く場合にも使いやすい構成です。
BPB035がおすすめなのはこんな人
毎日の通勤・通学で使う人、できるだけ荷物を軽くしたい人、スマートフォン1台の予備電源が主目的の人にはBPB035が向いています。
最大45Wという充電性能はBPB036と同じなので、「容量より携帯性」を重視するならこちらです。
BPB036がおすすめなのはこんな人
旅行や出張が多い人、スマホを何度も充電したい人、スマホ・タブレット・イヤホンなど複数端末を持ち歩く人、対応ノートPCの補助電源としても使いたい人にはBPB036が向いています。
メーカー発表価格ではBPB035との価格差が1,000円なので、約392gという重量を許容できるなら容量面では魅力があります。
迷ったら「1,000円差」より「161g差」で選ぼう
BPB035とBPB036を比べると、どうしても「1,000円追加すれば容量が2倍」という点に目が向きます。
しかし、普段使いでは容量を余らせるより、毎日約161g重いものを持ち歩くことの方が気になる可能性があります。
そのため、
毎日持ち歩く → BPB035
旅行・出張・イベント → BPB036
という選び方が分かりやすいでしょう。
どちらも最大45W、ケーブル内蔵、ディスプレイ搭載という基本的なメリットは共通です。
まとめ
Belkin UltraChargeのAmazon向けモデルBPB035とBPB036は、容量とサイズ・重量が大きな違いです。
BPB035は10,000mAh・約231gで日常携帯向け。
BPB036は20,000mAh・約392gで旅行や出張、複数機器の充電向けです。
メーカー発表価格の差は1,000円ですが、最大出力はどちらも45Wなので、「20,000mAhの方が充電速度も速い」というわけではありません。
単純なコストパフォーマンスだけならBPB036が魅力的ですが、毎日持ち歩くならBPB035も十分合理的な選択です。
容量ではなく、自分が約161gの重量差を許容できるかで選ぶと失敗しにくいでしょう。





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