ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 5」が2026年9月3日に発売されます。
前モデル「MOMENTUM True Wireless 4」から約2年ぶりの世代交代ということで、気になるのは「何が変わったのか」「MTW4から買い替えるほど違うのか」という点ではないでしょうか。
先に結論をまとめると、
バッテリー交換、通話性能、ケースの薄型化、Dolby Atmosを重視するならMOMENTUM True Wireless 5。
一方、
現在のMTW4に不満がなく、価格差を抑えたいなら無理に買い替える必要はありません。
特に注意したいのが、MTW5はすべてのスペックでMTW4を上回っているわけではないことです。
この記事ではメーカー公式仕様をもとに違いを整理します。
MOMENTUM True Wireless 5は9月3日発売
MOMENTUM True Wireless 5は、ゼンハイザーのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンです。
日本では2026年9月3日発売予定で、店頭想定価格は49,940円(税込)です。
主な特徴として、
- 最大40時間再生
- ユーザー自身で交換できるバッテリー
- Dolby Atmos
- 新しいハイブリッドANC
- Bluetooth 6.0
- 合計8基のマイクと骨伝導ボイスセンサー
などが追加・強化されています。
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MOMENTUM True Wireless 5と4の違い
主な仕様を比較すると次のようになります。
| 項目 | MOMENTUM True Wireless 5 | MOMENTUM True Wireless 4 |
|---|---|---|
| 発売 | 2026年9月3日 | 2024年 |
| ドライバー | 7mm TrueResponse | 7mm TrueResponse |
| Bluetooth | 6.0 | 5.4 |
| ANC | ハイブリッド・アダプティブANC | ハイブリッドANC |
| マイク | 片側4基・骨伝導含む | 片側3基 |
| ANCオフ単体再生 | 最大12時間 | 最大7.5時間 |
| ANCオン単体再生 | 最大6時間 | 最大7時間 |
| ケース込み | 最大40時間 | 最大30時間 |
| バッテリー交換 | ○ | - |
| Dolby Atmos | ○ | - |
| 防塵・防滴 | IP54 | IP54 |
| ケース込み重量 | 約62g | 約72.4g |
| ケース厚 | 25.0mm | 34.8mm |
MTW5で特に大きく変わったのは、バッテリー、通話性能、装着設計、空間オーディオです。
一方、7mmのTrueResponseドライバーや5Hz~21kHzの再生周波数帯域、IP54などは共通しています。
最大の違いはバッテリーを自分で交換できること
MTW5で特徴的なのが、ユーザー自身でバッテリーを交換できる設計です。
イヤホン左右だけでなく、充電ケースのバッテリーも交換できます。公式サイトによると、一般的な工具で交換でき、製品にはバッテリー交換用ツールも付属します。
完全ワイヤレスイヤホンは、本体が正常でもバッテリー劣化によって買い替えになるケースがあります。
約5万円のイヤホンを長期間使うことを考えると、交換可能な設計はMTW4にはない大きなメリットです。
ただし、交換用バッテリーの販売価格や長期的な入手性については、購入時点で確認しておいた方がよいでしょう。
バッテリーは最大40時間に延長
MTW5はイヤホン単体で最大12時間、充電ケースを含めると最大40時間再生できます。
MTW4は単体最大7.5時間、ケース込み最大30時間なので、ANCを使わない条件では大幅に伸びています。
ただし、ここには注意があります。
ANCオンの場合、MTW5は最大6時間です。
MTW4はANCオンで最大7時間なので、ANCを常時利用する場合はむしろMTW4の方が公式上の単体再生時間は長くなっています。
「新型だからバッテリーがすべて向上した」と考えない方がよいでしょう。
通話性能はMTW5の大きな進化ポイント
オンライン会議や電話で使うなら、MTW5の進化はかなり分かりやすいです。
MTW4は左右合わせて6基だったマイクが、MTW5では合計8基へ増加。
さらに骨伝導ボイスセンサーとAIによる音声処理を組み合わせ、周囲の雑音からユーザーの声を抽出する仕組みが採用されています。
電車のホームや屋外、カフェなどで通話する機会が多い人なら、買い替える理由になりやすい部分です。
Dolby Atmosに対応
MTW5ではDolby Atmosによる3Dオーディオにも対応しました。
ヘッドトラッキングにも対応し、頭の動きに応じて音場を調整する仕組みです。映画やゲームなど、音の方向や広がりを重視するコンテンツではMTW4にはない機能になります。
音楽だけを聴く人に必須とはいえませんが、映像コンテンツにもイヤホンをよく使うなら魅力があります。
音質はドライバーが同じでもチューニングが変更
MTW5とMTW4は、どちらもゼンハイザーの7mm TrueResponseドライバーを搭載しています。
そのため「ドライバーが大型化した」といった分かりやすい変更ではありません。
一方、ゼンハイザーはMTW5でサウンドチューニングを変更し、中域の押し出しをわずかに抑え、低域をよりコントロールし、高域の抜け感も改善したと説明しています。
ただし、これはメーカーによる説明です。
実際の音の好みは個人差が大きいため、「MTW5の方が必ず音が良い」と断定するのは適切ではありません。
ケースが薄く、軽くなった
携帯性にも違いがあります。
MTW5はケース込み約62g、ケースの厚さは25.0mm。
MTW4は約72.4g、厚さ34.8mmです。
MTW5では約10g軽くなり、特にケースが薄くなっています。
ズボンやバッグのポケットへ入れて持ち歩く人には、スペック以上に実用的な違いになりそうです。
MTW4の方がよい部分もある
MTW5は新型ですが、旧モデルが完全に下位互換になったわけではありません。
先ほど触れたように、ANCオン時の単体再生時間はMTW4の方が1時間長いです。
また、2026年9月2日時点の公式仕様では、MTW4の対応コーデックにLC3が記載されている一方、MTW5の仕様欄にはSBC、AAC、aptX、aptX Adaptive/Losslessが掲載され、LC3は記載されていません。
今後ファームウェアなどで仕様が変わる可能性もあるため、LE AudioやLC3を重視する人は購入時点の公式情報を確認してください。
MOMENTUM True Wireless 5へ買い替えるべき人
MTW4から買い替える価値が高いのは、通話性能や装着感に不満がある人です。
さらに、
長期間使いたい → 交換可能バッテリー
映画やゲームも楽しみたい → Dolby Atmos
外出先で長時間使う → 最大40時間
ポケットへ入れて持ち歩く → 薄型・軽量ケース
といった部分に魅力を感じるなら、MTW5を選ぶ理由があります。
MTW4のままでよい人
現在MTW4を使っていて、
「音質にも装着感にも特に不満がない」
のであれば、急いで買い替える必要性はそれほど高くありません。
ドライバーサイズや再生周波数帯域、防塵防滴性能など共通する部分も残っています。
さらにMTW5発売後はMTW4の販売価格が下がる可能性もあるため、新規購入でも価格差によってはMTW4が有力です。
ゼンハイザー公式ストアでは2026年9月2日時点でMTW4が47,440円ですが、販売店によって価格差があります。
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まとめ:買い替えの決め手は音質だけではない
MOMENTUM True Wireless 5は、MTW4から着実に進化しています。
特に大きいのは、
バッテリー交換対応、最大40時間再生、通話性能、Dolby Atmos、薄型ケースです。
一方で、7mm TrueResponseドライバーなど共通する仕様もあり、ANCオン時の単体再生時間はMTW4の方が長いという点もあります。
そのため、
MTW4から無条件で買い替えるべき製品ではありません。
長く使えることや通話性能、携帯性に価値を感じるならMTW5。
今のMTW4に満足している、あるいは価格を抑えたいならMTW4を継続・購入するのも十分ありです。
発売直後はAmazonや楽天市場の価格が変動する可能性があるため、最後は両モデルの実売価格を比較して判断するのがおすすめです。





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